知れば知るほど奥が深い


最近習い始めた生徒さん方。


皆さん経験者なので、

それぞれ気になるところから、

基本的なことを見直したり、

新たに知ったり覚えたり

しています。


そこで役に立っているのが

右手や左手の基礎練習セット。


まだ作り終えられては

いませんが、


ほぼできてきて、

家での自主練習には

もちろん使って頂いて

いますが、


レッスンでも

結構役立っていて、


作成は大変だけど(@_@)

やってみて良かったと

本当に感じているこの頃です。


数冊の解説本から

やれた方がよいテクニックや

基礎練習をピックアップし、


さらに、

そのままでは初級者の方は

難しくて使えないとか、


読んでも

よく分からないという

ものが多いので、


解説にさらに解説と

アレンジを加えて、


ようやく掲載できるといった

手間のかなりかかることを

しています。


そして

動画付きです(笑)。


でも、

これが自分のためにも

とてもなっているなと

思っています。


書くとなると

よくよく言葉を選び、

吟味しながらの作業なので、

頭に残りやすいのですね。


色々な項目を

網羅できてきて、


子供のころから

こういうのを知っていたり

習っていたら、

(習っていないことって結構あります。何となく感覚で知っている感じのことが案外多いです。)


もっと弾きやすく

理解しやすくなっていたなと

今更ながら感じます。


こんなに沢山の

文献を書いて下さった

著者の方々には、


本当に感謝とともに

尊敬と畏敬の念を

抱きます。


後世に

大切な知恵や知識を

沢山残してくれるというのは、


見えない財産を

頂いているようなもの。


あとは

どれだけ自分のものに

できるかという


受け取った側の

努力がものをいいます。


私は

自分の練習では

書いてあること以外にも

思いついたことを加えて

新しい練習の仕方を

増やしています。


それが最近

曲の演奏をしていて

色んなところで肥やしに

なっていたり、


やれることが増えたり

しているのを感じられ、


知識って大事、

できることが増えるなと

痛感している日々です。


生徒さんも、

知らないことを沢山知れて、


すごく勉強になるし

面白いとおっしゃっていました。


好奇心がある人ほど

音楽や弦楽器の奥の深さに

感嘆するのでは

ないでしょうか。


行けば行くほど

さらに細かいことや

先が見えてきて


追求には終わりがないことを

思い知らさられていますが、


それが音楽の

普遍的な素晴らしさだと

思います。