ヒントを多く
音楽をやるのにいい季節になってきました。
今、個人的に練習のために、サラサーテのカルメン幻想曲を練習しています。
ビゼーのオペラ「カルメン」のモチーフがたくさん出てきます。
スペイン風のメロディや雰囲気が、日本にはない味わいがあり、弾いていて楽しいです。
音楽を仕上げていくときに、できるだけたくさんのヒントを探します。
今の時代、とても情報を得るのに便利になり、ちょっと探せば、音源や動画、作曲家のこと、曲の背景まで調べることができます。
カルメンの場合は、オペラになっているので、YouTubeでさがすとオペラも見られます。
あらすじを知り、各場面がどんな場面なのか、どんな気持ちで歌っているのかを知ると、演奏にもとても役立ちます。
かなり器楽的に弾く演奏も多いですが、歌手が歌っているのを聴くと、もっと人間臭くていいのでは?とか、どういう風に曲のニュアンスをつければいいのかが想像できます。
音楽に寄っては、ほとんど調べてもわからないものもありますが、作られた時代性や作曲家の個性を踏まえて、自由に想像していけばいいと思います。
技術を整えるのと並行して、こういう作業も大事なことです。