弦を張り替える
今日、4年生のSちゃんのレッスン時、ふと弦を見たら、E線がさびて粉をふいています。
色も真っ黒。
これはもう替えるしかないね、ということで、弦の張り替えに挑戦。
まず弦を外すのですが、最後の方で、はずれない~と困っています。
楽器の渦巻の中でごちゃごちゃになっているのを引っ張ってなんとか外せました。
新しい弦を出して、古い弦は袋にもどしていいけれど、古いと書いておかないと、まだ新しいのがあると勘違いするよと言ったら、鉛筆でメモしていました。
新しい弦の先についているボールを、調整ネジのアジャスターにつけるので奮闘。
今度は。大きいネジ=ペグに、反対側の先を入れて回し始めました。
隙間がないようにきれいに巻くまで3回くらいやり直し。
そしてチューナーで音を合わせて完成!と思ったら、最初にはめたボールがうまくはまっていないことが分かり、また弦をゆるめてやり直し。
途中、力不足であまりにペグを回せないので、しかたなく手伝い、なんとか完了。
大変だったけど、自分でやってみれたのはうれしかったみたいです。
うちの教室では、やれることは自分でやってもらうようにしています。
とくに高学年になってきたら、自分のこととして取り組めるような働きかけを心がけています。
実生活でも役にたちますし、演奏や練習は他でもなく、自分でやらないと形になっていかないからです。
自分で考え、工夫し、感じて表現する。
社会に出てから、こういう潜在力はとても役にたつと思っています。