ギターとバイオリン


 

ギターとバイオリンの

 

両方を弾いている生徒さん達が

 

いらっしゃいます。

 

私も過去に

 

クラシックギターが家にあったので

 

休日だけでしたが弾いていました。

 

 

 

どちらもいいなと思いますが、

 

ギターで大変だったのが

 

常にコードを弾くので、

 

何本かの弦を押さえなければ

 

ならないこと。

 

 

バイオリンより弦が太い上に、

 

6本あるので、

 

いくつもの弦を押さえるのが

 

結構大変なのです。

 

 

少し力が抜けると

 

かすった音しかでません。

 

 

でも、音程の取り方は

 

バイオリンの比べると

 

わりとおおざっぱ。

 

 

バイオリンの難しさの一つは

 

音程を取ることでしょう。

 

ギターのようなフレットがありません。

 

1ミリずれると違う音になるし、

 

こればかりは

 

テクニックも耳も鍛えなければ

 

ならないです。

 

 

でも初心者の方は

 

しばらくテープを貼って

 

弾いているのでご安心を。

 

 

2,3年して、

 

フォーㇺが決まってきて、

 

音も聞き慣れ、

 

弾くことに若干余裕が出てきたなと

 

思ってから、

 

ご本人と相談して

 

1本ずつテープを外しています。

 

 

テープが嫌いな先生も

 

いらっしゃるようですが、

 

無理に取ってしまって、

 

いい音程が分からないより

 

ずっといいと思ってのことです。

 

 

2つの楽器の大きな違いは、

 

「旋律楽器」か「コード楽器」か。

 

バイオリンもコードは弾きますが、

 

基本一つの音をひくことが

 

ほとんどです。

 

 

でも、ギターは

 

ピアノのように

 

ハーモニーも楽しむ楽器。

 

 

どちらも面白いのですが、

 

ずっとバイオリンを弾いてきた

 

私にとっては、

 

コードで動き続けるのが

 

わりと大変でした。

 

 

え~と、どれとどれを押さえるんだ??と

 

いっぺんにいくつもの音を

 

取りながら動くのは、

 

結構慣れが必要です。

 

 

でも、時々弾くピアノでは

 

必要な音に指がいくように

 

なってきました。

 

 

なにごとも

 

経験がものをいうという

 

感じです。

 

違う楽器を弾くと

 

それぞれの良さが分かったり、

 

違う感覚が身についたりするので、

 

余裕のある方には

 

お勧めです。