練習とは、なりたい姿をつくるもの

目の前のこと、

目の前の課題に

一つ一つ取り組んで、


感覚にいれていくこと、

感覚化していくこと。


これは

楽器の練習や演奏には

欠かせないことです。



そして、

地道で大変そうに

一見思えますが、

結局は早道なんです。



できるだけ

目的を定めて

「今何をしようとするのか」

を決め、


そのことをシンプルに

行う。


慣れないと

なんとなく惰性に

なります。


その結果は怖いもので、

「なんとなくやった」ことが

結果として表れます。


なんとなく、なので、

本当にやりたいものには

なっていません。


今何をしたいのか決める


→やってみる


→どうだったのか考える


→改善策や違うアイデアを考えて、それをやってみる


を何回か繰り返すのが

練習。


やっていくうちに、

馴染んできたり

分かってきたりして、


頭の中で見えるようになり、

やりやすくなります。


こうやって 

試行錯誤するのも

実は面白いことです。


失敗したから

気づけることが多々あったり、


昨日大変だったものが

なんとなく楽になって、

もう少し先に行ってみたいと

思えたり。


こういうことを

繰り返していくなかで、


色んな経験やアイデアが

蓄積されて、


考えなくても

直感的に弾けるように

なっていきます。


自分の中を

「弾けるようになるための

糧、ヒント、種」を

どれだけ増やせるかが


良き演奏、

表現したいことが

できる演奏につながります。


分かることや

できることが増えるのは

楽しいことです。


技術も心も

磨かれていきます。


日々

忙しくても

まず10分何かを練習。


多分弾きはじめたら、あっという間に20分位経ちます(笑)。


こうやって

小さな練習で

つないでいくことが、


モチベーションを上げられたり、

自信になっていけたり

するもの。


時間が取れる日は、

心ゆくまで

じっくりと弾いてみて

ください。


自分を高めるのは

自分自身です。



努力というものでもなく、


まだ見ぬ世界や

なりたい姿を

見に行くようなもの。


どうぞ

楽しんで自分を

磨いていってください(^o^)