しばらく
インターネットの回線に
不都合があり、
家のwi-fiがつながらなく
なっていました。
幸い携帯電話の方は
他の回線を使用しているので、
最低限のことは
間に合っていましたが、
修理をお願いするにあたり、
何を聞かれそうか
調べてメモをしていて、
ふと、
メールは届いていることに
気づきました。
ということは、
インターネットの回線のみ不通で、
メールが届く回線は
無事だということです。
今日、
無事回線工事がすみ、
またインターネットを
使えるようになりました。
しかも、
新しいモデムになり、
前より少し速く
検索ができます。
人の頭(脳)も
似ていると思います。
どこか回線が少ないとか
つながっていない、
回線自体が作られていない、
という状態だと、
そこには脳内の神経伝達(回線)が
通らないか、
通りにくくなるので、
できない!
大変!
かなり練習しないと無理だ!
という状態になります。
その後は
人によって大きく3コースに
分かれます。
①大変だからやらない。
②やれそうなところだけやる。
③できるか分からないけれど、
できる限りやってみる。
①のパターンの脳の回線は、
切れたまま、
またはつながりがとても弱いので、
ずっとできない状態。
②のパターンの脳の回線は、
やったところまでは
「なんとか」できるくらいには
回線ができている状態。
③のパターンの脳の回線は、
「できる限りやったところ」までは
できるようになっていて、
②より回線内の信号の伝達が
速く強くなっています。
ですので、②にくらべれば
だいぶ楽にできるように
なっていますが、
反復練習をしないと、
回線が弱いところや
少ないところは
忘れやすい状態です。
でも
やりすぎると
回線がショートして
頭も体も疲れます。
悪いやり方で
猛烈に練習したら、
怖いことに
それを覚えてしまい、
直すのがかなり困難です。
だからといって
そのまま放っておけば
だいぶ忘れます。
この原理(しくみ)を
分かった上での「賢い練習」が
必要になります。
「賢い練習」とは?
それは
よく考えてから
練習を始めることです。
何をしようとするのか(目的)、
弾く時間より、
考えたりアイデアを錬ったり、
頭の中の作戦会議を行い、
(この時間はどこかで作らないといけません)
一度試してみる。
→その結果
何がどう変わったか
チェックする。
→さらに改善できることが
ないか考える。
→改善方法を探す。
→新しいアイデアを試してみる。
これを
何万回もやっているのが
アスリートや
何らかのプロの方々。
ものすごい時間をかけて
何十年も日々やってきていると
思いますが、
慣れてくると
練習しながら次にやるべきことが
わかります。
2回目の練習を
一回目が終わってから
すぐにできます。
「改善の回線」が
すごく強くなっているわけです。
練習パターン(改善パターン)は
そんなに多くないので、
いろんな場面で
使い回せます。
これは、
よい練習を継続して
やり続けている人にしかない
改善回路。
しかも
かなり高速運転です。
少しでも、
少しずつでも、
この「改善回路」を
増やすのが、
上達の早道です。
楽していると
回路が形成されません。
自分が良くなった感じは、
自分で分かります。
それが
とても「楽しい」。
自分の力で
自分を高めていくことは、
「精神の自立」にも
つながります。
できるようになったら、
ぜひ、
まだ悪戦苦闘している仲間を
手伝ってあげてください。
いい人間関係の
循環につながります。
教え合いの精神からは、
「心もテクニック」も
育ちます。
みんなで
良くなっていける回路を
作って、
みんなで
良くなっていきましょう。